統計学シンプソンのパラドックスっていつ起こる? ~条件はこれニャ!~ 前回記事では、分割表を合成することで発生する問題に関して、Simpsonによる指摘(1951年の論文)と、Blythによる指摘(1972年の論文)に触れました。Simpsonは分割表のデータを足し合わせることで効果が確認できなくなる可能性が...2020.08.15統計学
統計学シンプソンのパラドックス ~1つのデータ、2つの解釈~ データを集めたり分析したりするのは、その後の行動やら意思決定やらで、より良い選択をするためだということは納得していただけるかと思います。ただ、実はそのときには注意が必要なんだぞって論文があって、なかなか面白かったので紹介します。どういうとき...2020.08.04統計学
プログラミングみんな知ってる”あの”問題 ~サイクロマティック複雑度は本当に使えるのか?~ ソフトの開発中にバグの発生数が大きくなりすぎたり、開発速度があまりに遅すぎたりしてもらっては困るわけです。じゃあ、それらを改善するためには何をすればいいんだろう?ってことで、「サイクロマティック複雑度」を測って、その数値が大きすぎたら機能を...2020.05.05プログラミング
プログラミングプログラムの複雑さを測る方法 ~どうやって数値化しよう?~ 仕事であれ趣味であれ、プログラマーの方であれば、プログラムの修正作業をすることになってしまうかと思います。最初に考えていた設計をまったく変更せずに済むのが理想的なんですが、そうは問屋が卸さないのがプログラミングの世界です。そもそもの仕様が変...2020.04.21プログラミング
統計学データと判断は分けなさいよーって論文 ~”賢明な”判断を求めて~ 再び論文の解説です。今回の論文はE.H.Simpsonによるもので、『TheInterpretationofInteractioninContingencyTables』という題の論文です。日本語に訳せば、『分割表における交互作用の解釈』と...2020.01.25統計学
統計学統計データの対照実験には注意しなさいという論文 ~そのパーセンテージ、本当に正しい?~ 今回は『NOTESONTHETHEORYOFASSOCIATIONOFATTRIBUTESINSTATISTICS』という面白い論文があったのでそちらを紹介していきます。日本語に訳すと『統計学における属性の相関の理論に関する注釈』といったあ...2020.01.11統計学
プログラミングC++で正規分布に従う乱数を作る ~ソースコード付き~ 以前に、正規分布に従う疑似乱数を作る方法をご紹介しましたが、そういやソースコードは公開してなかったなと思いまして、C++で正規分布を作るプログラムを組んでみました(必要な部分は後でおさらいとして触れます)。以前の記事では、正規分布に従う疑似...2019.11.30プログラミング
プログラミング正規分布に従う乱数の作成方法 今回は2本のトピックをまとめております。1つは、正規分布に従う乱数はこんな数式で作れまっせって内容の論文があったよーっていう論文の紹介です。もう1つは、前に中心極限定理について触れたことがあったんですが、それを利用すれば足し算と割り算だけで...2019.08.17プログラミング